鉄筋腐食に伴い定着不良を生じたRC部材の耐荷性状に及ぼすかぶり厚の影響に関する実験研究
年度 | 2010〜 |
---|---|
主担当学生 | 金塚智洋 小川和真 |
概要 | 本研究では,鉄筋腐食に伴い定着不良を生じたRC はり部材の残存せん断耐荷性状に及ぼすかぶり厚の影響評価を目的として, かぶり厚の異なる鉄筋腐食RC はり部材に対して曲げ載荷試験を行った。鉄筋腐食に伴う付着性能の劣化により主鉄筋の抜け 出しによる付着割裂破壊を呈する場合,主鉄筋の定着領域まで荷重が伝達され,主鉄筋の定着領域における付着応力性状が残 存耐力に支配的な影響を及ぼすことが明らかとなった。また,定着領域における付着応力性状はかぶり厚と定着領域近傍の腐 食ひび割れ性状の影響を受けることが明らかとなった。 |
学会発表等 | ■小川和真,金塚智洋,村上祐貴 鉄筋腐食に伴い定着不良を生じたRC部材のせん断耐荷性状に及ぼすかぶり厚の影響に関する解析的研究 土木学会関東支部第28回新潟会研究調査発表会論文集,pp342-345 ■金塚智洋,小川和真,村上祐貴 鉄筋腐食に伴い定着不良を生じたRC部材のせん断耐荷性状に及ぼすかぶり厚の影響に関する実験的研究 土木学会関東支部第28回新潟会研究調査発表会論文集,pp346-349 ■金塚智洋,小川和真,村上祐貴 鉄筋腐食に伴い定着不良を生じたRCはり部材の残存せん断耐荷性状に及ぼすかぶり厚の影響 コンクリート工学年次論文集,Vol.33,No.1,pp.833-838,2011 |
卒業論文 |