教員紹介
村上 祐貴(むらかみ ゆうき)長岡工業高等専門学校 環境都市工学科 教授
居室:3号館3階 村上教員室
Emai:y-murakami@nagaoka-ct.ac.jp(@を半角にして下さい)
研究分野: 塩害などの劣化を生じたコンクリート構造物の構造性能に関する研究
塩害などの劣化を生じたコンクリート構造物の補修・補強工法に関する研究
塩害などの劣化を生じたコンクリート構造物の点検手法に関する研究
コンクリートの締固めに関する研究
建設技能・構造物点検技能継承に関する研究
メッセージ:近年、コンクリート構造物を取り巻く環境は変革の時期を迎えており、いわゆる「スクラップ&ビルド」の
時代から既存の構造物を長期的に供用する「ストック・メンテナンス」の時代へと移り変わってきています。
わが国においては、高度成長期に大量に建造された構造物の多くが近い将来、建設から50年以上経過するこ
ととなり、安全かつ合理的な維持管理活動の体系化が強く望まれています。
このような背景から、現在は劣化(特に塩害による鉄筋腐食)を生じたコンクート構造物の耐荷性能評価,
補修・補強工法および点検手法について研究を行っています。
これら分野に限らず、お気軽にご相談ください。可能な限り対応させて頂きます。
経歴 | ||
期間 | 所属 | |
令和2年4月〜 | 長岡工業高等専門学校 研究推進教授 | |
令和2年4月〜 | 長岡工業高等専門学校 環境都市工学科 教授 | |
平成29年4月〜令和2年3月 | 長岡工業高等専門学校 研究推進准教授 | |
平成23年4月〜令和2年3月 | 長岡工業高等専門学校 環境都市工学科 准教授 | |
平成21年4月〜平成23年3月 | 長岡工業高等専門学校 環境都市工学科 助教 | |
平成20年4月〜平成21年3月 | 中央大学理工学部 土木学科 任期制助教 | |
平成20年3月 | 博士(工学)の学位取得(中央大学) |
所属学会 | ||
土木学会 | ||
日本コンクリート工学会 | ||
American Concrete Institute(ACI) | ||
日本非破壊検査協会 |
学会・委員会活動 | ||
期間 | 所属 | |
平成30年9月〜令和2年8月 (予定) | 日本非破壊検査協会 鉄筋腐食診断に係る技術ガイドライン作成研究委員会 幹事 | |
平成30年9月〜令和2年8月 (予定) | 土木学会 既設コンクリート構造物の構造性能評価研究小委員会委員(第2期)委員 | |
平成30年7月〜令和2年3月 (予定) | 日本非破壊検査協会 衝撃弾性波法研究委員会 委員 | |
平成28年5月〜平成30年5月 | 土木学会 既設コンクリート構造物の構造性能評価研究小委員会委員 委員 | |
平成27年7月〜平成30年8月 | 日本非破壊検査協会 鉄筋腐食診断手法研究委員会 委員 | |
平成26年11月〜令和4年10月(予定) | 新潟県コンクリートメンテナンス研究会 技術顧問 | |
平成26年5月〜平成27年7月 | コンクリート工学年次大会2015(千葉)実行委員会委員 | |
平成25年4月〜平成27年3月 | 日本コンクリート工学会 関東支部役員 | |
平成24年12月〜平成26年12月 | 日本コンクリート工学会 代議員 | |
平成25年4月〜平成27年3月 | 日本コンクリート工学会 関東支部若手会21 代表 | |
平成24年5月〜平成26年4月 | 土木学会 コンクリート構造物の設計と維持管理の連係による性能確保システム研究小委員会 委員 | |
平成23年8月〜平成25年3月 | 日本コンクリート工学会 関東支部若手会21 副代表 | |
平成23年6月〜平成24年5月 | 土木学会 社会基盤施設の設計と維持管理の連携システムの構築に関する研究小委員会 委員 | |
平成23年6月〜平成25年5月 | 日本コンクリート工学会 鉄筋腐食したコンクリート構造物の構造・耐久性能評価の体系化研究委員会 委員 | |
平成21年10月〜平成23年7月 | 日本コンクリート工学会 関東支部若手会21 委員 | |
平成20年4月〜平成28年3月 | 土木学会 関東支部学術研究部会 V部門 幹事 | |
平成19年9月〜平成24年4月 | 土木学会 コンクリート中の鋼材の腐食性評価と防食技術研究小委員会 委員 | |
平成18年1月〜平成21年4月 | 土木学会 材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会 委員 |
受賞歴 | ||
時期 | 受賞名 | |
2020年3月26日 | 令和1年度教職員表彰 受賞理由 JICAプロジェクトの推進 |
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2019年3月20日 | 平成30年度教職員表彰 受賞理由 アントレプレナー同好会の指導への尽力 |
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2018年4月3日 | 平成29年度国立高等専門学校教員顕彰(若手部門) 理事長賞 受賞名 地域を学舎とする異分野融合教育・研究の実践 |
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2016年6月10日 | 平成27年度土木学会田中賞(論文部門) 武田健太,田中泰司(東京大学),下村匠,山口貴幸,陸賢,井林康,村上祐貴:塩害劣化したプレテンション式PC桁の載荷試験と解析による耐力評価手法の検討,土木学会論文集 E2 Vol.71,No.4 p.303-322,2015 |
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2015年3月12日 | 平成26年度国立高等専門学校教員顕彰(若手部門) 優秀賞 受賞名 学生の当事者意識の覚醒による課題解決型人材の育成 |
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2014年3月26日 | 平成25年度教職員表彰 受賞理由 専攻科指導学生すべてを査読論文第一筆者に |
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2006年 | 日本コンクリート工学協会第28回コンクリート工学講演会年次論文奨励賞(筆頭) 村上祐貴,山内 佑樹,堤知明,大下英吉:鉄筋腐食したRC梁部材の残存曲げ耐力に及ぼすせん断補強筋の影響,コンクリート工学年次論文集,Vol.28,No.2,pp727-732,2006 |
研究資金 | ||
科学研究費 【代表】 ■2020年度〜2023年度(予定):基盤研究(B),代表, 視線情報に基づく構造物点検技能の形式知化・標準化:VR技術による知の加速度的継承,17,555千円 ■2019年度〜2021年度(予定):挑戦的研究(萌芽),代表, 徒弟的左官技能継承からの脱却:熟達者の暗黙知に基づくクリーンな科学的継承法の確立,6,370千円 ■2017年度〜2019年度:基盤研究(B),代表, 自己組織化MAPにより可視化された熟達点検者の暗黙知を基軸とした打音点検の体系化,17,290千円 ■2016年度〜2018年度:挑戦的萌芽研究,代表, 打込み面から得られる情報に基づくコンクリートの締固め判定評価手法の確立と実装,3770千円 ■2013年度〜2015年度:若手研究(B),代表, 腐食ひび割れプロファイルに基づく鉄筋コンクリート内部の鋼材 腐食プロファイルの推定,3510千円 ■2009年度〜2010年度:若手研究(B),代表, 鉄筋腐食を生じたコンクリート部材の付着構成則の構築 ,3770千円 科学研究費 【分担】 ■2018年度〜2021年度(予定):基盤研究(B),分担, 目指す技術者像を可視化して共有する工学系can-doリスト式評価指標の開発,15,860千円 ■2017年度〜2019年度:挑戦的研究(萌芽),分担, 英文読解時における生体信号計測による「つまづきの可視化」のための技術の開発,6,370千円 ■2016年度〜2018年度:基盤研究(C),分担, トンネルコンクリートへの科学的マネジメント導入のための漏水部劣化予測に関する研究,4680千円 科学技術振興機構 【代表】 ■2020年度〜2021年度(予定):研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)トライアウト,代表 自己組織化マップにより形式知化された打音点検技能に基づく技能獲得プロセスのDX化,3,000千円(最大) ■2017年度〜2018年度:地域産学バリュープログラム,代表, 「塩分吸着剤」を添加した交換可能な成形パネルの接合による社会資本ストックの持続的塩害抑止工法の開発,3,000千円(最大) |
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共同研究,受託研究,受託試験 ■2020年度:株式会社福田組 ■2020年度:株式会社ネクスコ・メンテナンス新潟 ■2019年度:株式会社福田組 ■2019年度:株式会社ネクスコ・メンテナンス新潟 ■2018年度:株式会社福田組 ■2018年度:株式会社ダイアテック、新潟ボンド工業株式会社 ■2018年度:市川建設株式会社 ■2018年度:株式会社笠原建設 ■2018年度:株式会社ネクスコ・メンテナンス新潟 ■2016年度〜2017年度:株式会社ネクスコ・メンテナンス新潟 ■2016年度〜2018年度(予定):日本サミコン株式会社 ■2015年度〜2017年度:株式会社福田組 ■2015年度:ICL JAPAN株式会社 ■2014年度〜2016年度:株式会社ネクスコ・メンテナンス新潟 ■2014年度〜2015年度 :株式会社植木組 ■2011年:中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社 |
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■2020年度:コンクリートメンテナンス研究会 ■2020年度:株式会社ジェイアール総研エンジニアリング ■2020年度:太平洋マテリアル株式会社 ■2019年度:公益財団法人ユニオンツール育英奨学会 研究費助成金 ■2019年度:公益財団法人TAKEUCHI育英奨学会 助成金 ■2019年度:コンクリートメンテナンス研究会 ■2019年度:株式会社ジェイアール総研エンジニアリング ■2019年度:株式会社道路建設コンサルタント ■2018年度:コンクリートメンテナンス研究会 ■2018年度:太平洋マテリアル株式会社 ■2017年度:コンクリートメンテナンス研究会 ■2017年度:太平洋マテリアル株式会社 ■2017年度:株式会社大石組 ■2017年度:株式会社イーグル・ヴィジョン ■2017年度:一般財団法人新潟県建設技術センター研究助成 ■2016年度:一般財団法人新潟県建設技術センター研究助成 ■2016年度:太平洋マテリアル株式会社 ■2016年度:株式会社トラストエンジニア ■2016年度:コンクリートメンテナンス研究会 ■2015年度:太平洋マテリアル株式会社 ■2015年度:コンクリートメンテナンス研究会 ■2013年度:公益財団法人ユニオンツール育英奨学会 研究費助成金 ■2012年度:公益財団法人山口育英奨学会 学術研究助成 ■2011年度:公益財団法人ユニオンツール育英奨学会 研究費助成金 ■2010年度:公益財団法人山口育英奨学会 学術研究助成 |